「四十肩・五十肩ってどれくらいで治りますか?」
これは来店される方から本当によくいただく質問です。
肩が痛くて眠れない、腕が上がらない状態が続くと、
「もしこのまま治らなかったら…」
「あと何ヶ月我慢すればいい?」
と不安になりますよね。
筆者は理学療法士として整形外科でのリハビリを経験し、現在は熊本市南区の肩専門整体DOTSで、プロ野球選手から一般の方まで幅広い肩のお悩みに対応しています。
四十肩・五十肩の施術経験も多く、日々さまざまな肩の症状と向き合っています。
その中で感じるのは、同じ四十肩・五十肩でも回復までの期間は人によって大きく違うということです。
この記事では、
・四十肩・五十肩はいつ治るのか
・回復期間に差が出る理由
・筆者が見通しを立てる時に確認していること
についてお伝えします。
1.四十肩・五十肩はいつ治る?回復期間の目安
結論からお伝えすると、
「四十肩・五十肩だから○ヶ月で治る」
とは言い切れません。
以前は、「放っておいても1〜2年で治る」と言われることもありました。
しかし近年では、回復までの期間や改善の程度には大きな個人差があることが分かっています。
また四十肩・五十肩は一般的に、
・痛みが強い時期
・肩が硬くなる時期
・少しずつ回復していく時期
をたどると考えられています。
そのため、
「四十肩・五十肩だから半年」
「四十肩・五十肩だから1年」
というように回復期間を一律に考えることはできません。
2.同じ四十肩・五十肩でも回復期間が違う理由
整形外科で勤務していた頃も、
「あと何ヶ月で治りますか?」
と聞かれることがよくありました。
しかし実際には、同じ四十肩・五十肩という診断でも経過は様々です。
例えば、
・夜も眠れないほど痛みが強い方
・洗濯物は干せるけど肩が痛い方
・腕は上がるけど背中に手が回らない方
・仕事や家事で毎日肩を使わなければならない方
では、同じ四十肩・五十肩でも状態は全く違います。
さらに、
・仕事内容
・スポーツ歴
・日常生活での体の使い方
・セルフケアの内容
・糖尿病などの基礎疾患
によっても経過は変わります。
だからこそ、診断名だけで回復期間を予測することは難しいと筆者は考えています。
3.四十肩・五十肩が長引く人に共通する特徴
もちろん全ての方に当てはまるわけではありませんが、整形外科や現在の肩専門整体DOTSで多くの方を見てきた中で、
「なかなか良くならない方に共通する特徴」
があると感じています。
① 痛みを我慢して使い続けている
「仕事を休めない」
「家事をしないといけない」
そんな理由から痛みを我慢しながら肩を使い続けている方は少なくありません。
しかし、痛みが強い状態で無理を続けることで肩への負担が積み重なり、結果として回復まで時間がかかることがあります。
※詳しくはこちらの記事でも解説しています。
② 全く動かさなくなっている
反対に、「痛いから一切動かさない」というケースもあります。もちろん痛みが強い時期に無理をする必要はありません。
しかし必要以上に動かさない状態が続くと、肩の動く範囲がさらに狭くなってしまうこともあります。
大切なのは我慢して動かすことでも、全く動かさないことでもなく、その時期に合った対応です。
③ 自己流ストレッチを続けている
YouTubeやSNSで見つけたストレッチを続けている方も多くいらっしゃいます。
ただし、四十肩・五十肩は時期によって状態が異なります。
炎症が強い時期に痛みを我慢してストレッチを続けることで、かえって症状が悪化してしまうこともあります。
「良いストレッチかどうか」ではなく、
「今の肩の状態に合っているか」が大切です。
④ 肩以外の問題を見逃している
肩が痛いと肩だけに意識が向きがちです。
しかし実際には、肩甲骨、胸郭、体幹などの動きが影響していることも少なくありません。
筆者が現在サポートしているプロ野球選手でも、
「肩が痛い=肩だけが悪い」
とは限らないケースを多く経験しています。[spbr]四十肩・五十肩でも考え方は同じです。
肩だけを繰り返しケアしていても、負担の原因が残っていると改善しづらいことがあります。
※詳しくはこちらの記事でも解説しています。
4.四十肩・五十肩の回復の見通しを立てる時に確認する4つのポイント
しかし、だからといって何も分からないわけではありません。
実際には、「今どのような状態なのか」を確認することで、ある程度の見通しを立てることは可能です。
また、見通しが立たなければ、
・どのくらいの頻度で施術が必要なのか
・どのようなセルフケアを行うべきなのか
も判断できません。
そのため筆者は、以下の4つのポイントを確認しています。
① 夜間痛・安静時痛はあるか
夜中に肩の痛みで目が覚めるのか。
それとも日中だけ痛いのか。
肩を動かした時だけ痛いのか。
夜間痛が強い方は炎症が強く残っていることもあり、見通しを立てる上で重要なポイントになります。
② どこまで腕が動くか
腕がどこまで上がるのか。
背中に手を回せるのか。
日常生活で困る動作は何なのか。
可動域制限の程度によって、必要な対応も変わってきます。
③ 日常生活でどれくらい困っているか
筆者が特に大切にしているポイントです。
・洗濯物を干せない
・髪を結べない
・服の脱ぎ着がつらい
など、人によって困りごとは異なります。
同じ可動域でも、「全く困っていない方」と「毎日ストレスを感じている方」では状況が違います。
④ 肩に負担がかかっている理由は何か
これは整形外科時代も、現在の肩専門整体DOTSでも変わらず大切にしている視点です。
また現在はプロ野球選手の肩のサポートにも関わっていますが、肩が痛いからといって、肩だけに原因があるとは限りません。
肩甲骨や胸郭の動き、体幹の使い方、姿勢や日常生活での動作などが影響し、結果として肩に負担がかかっていることもあります。
さらに筆者が現場で感じるのは、体そのものだけでなく環境の変化が影響しているケースも少なくないということです。
例えば野球選手であれば、
・投球量の増加
・マウンド環境の変化
・ボールの違い
などが影響することがあります。
これが一般の方でも、
・仕事内容の変化
・長時間のデスクワーク
・寝具の変化
・家事や育児の負担の増加
などがきっかけになることがあります。
また、糖尿病などの基礎疾患がある方では、四十肩・五十肩が長引きやすいことも報告されています。
だからこそ筆者は肩だけを見るのではなく、その方の生活や環境も含めて確認するようにしています。
5.実際に良くなった四十肩・五十肩の方はどのような経過をたどったのか?
もちろん、これはあくまで一例です。
四十肩・五十肩は症状の強さや時期によって経過が大きく異なるため、すべての方が同じ期間で改善するわけではありません。
ただ、筆者の記憶に残っているのは、
「夜の痛みが軽くなってしっかり眠れるようになってから、これきっと大丈夫だと思えました」
と言われたことです。
その方に適したステップを着実に踏んでいくことの大切さを改めて認識した瞬間でした。
最後に: 熊本で四十肩・五十肩がいつ治るのか不安な方へ│肩専門整体DOTSへご相談を!
この記事では、熊本市南区の肩専門整体DOTSでプロ野球選手から一般の方まで幅広い肩のお悩みに対応している立場から、
・四十肩・五十肩の回復期間の考え方
・人によって回復期間が違う理由
・筆者が見通しを立てる時に確認していること
についてお伝えしました。
四十肩・五十肩は、「○ヶ月で治る」と一律に言えるものではありません。
しかし、
・夜間痛・安静時痛はあるか
・どこまで腕が動くか
・日常生活でどれくらい困っているか
・肩に負担がかかっている理由は何か
を確認することで、おおよその見通しを立てることはできます。
もし今、
「どのくらいで治るのか分からず不安」
「なかなか改善しない」
「ある程度の見通しを立ててほしい」
そのようなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
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【40代女性 来店時】
☑ 洗濯物を干すのがつらい
☑ 服の脱ぎ着が大変
☑ 夜も肩が痛くて眠れない
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【3回の施術+セルフケア継続後】
☑ 洗濯物が楽に干せるようになった
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