「最近、腕から手までしびれてて、なんか怖い。これも四十肩のせい⋯?」
もともと肩の痛みだけだったのが、いつの間にか他の場所も気になってきた。しかもそれが、しびれだと不安になりますよね。熊本で四十肩のケアを行う筆者が、四十肩にまつわる腕や手のしびれについて解説します!
1.四十肩で腕や手がしびれるのはおかしい?
結論から言うと、四十肩で腕や手がしびれるのはおかしいことではありません!むしろ筆者がこれまで整形外科、店舗で対応させていただいた四十肩の方々の訴えの中でも、頻度が多い症状です。ただし、しびれと一言でいってもジンジンする、チクチクする、ピリピリするといった表現の違いや、腕や手など、しびれる場所の違いがあります。(手の中でも親指側、小指側と細かく分かれますが、分かりやすくザックリといきます。笑)
2.四十肩で腕や手にしびれが起こる3つの原因!
しびれが起こる場合、神経または血管に何らかの刺激が加わっていることが多いです!圧迫される神経によって、しびれが起こる場所が変わってきます。
四十肩では特に、以下の3つの状況が腕や手にしびれを起こしていると言われています。
1)炎症
四十肩には肩関節周囲炎という正式名称があります。その名の通り、肩関節の周囲に炎症が広がることで、周囲の神経(筋皮神経や腋窩神経など)が刺激される場合があります。
2)筋肉のこりや緊張
肩周りの筋肉(特に腱板といわれる棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋など)が硬くなることで、神経や血管を圧迫する可能性があります。
3)血流の滞り
四十肩では肩の強い痛み、可動域が狭くなることで、肩を動かさない時間が長くなる傾向があります。また2)でも説明したような筋肉のこりや緊張も合わさって血流が悪くなりがちです。そうなると腕や手に十分な血流が行き渡らず、しびれを起こすことがあります。
3.腕や手がしびれる原因は四十肩以外にも?
そっか!炎症なら湿布貼ってじっとしてればいいし、血流が悪いなら、とりあえず温めればいいよね!となりがちですが、腕や手がしびれるのは、四十肩以外の病気の可能性もあります。例えば、頚椎ヘルニアや頚椎症と言われる首の病気であったり、手根管症候群、腱鞘炎など肘や手首の病気である場合もあり得ます。ここではそれらの詳しい説明は省きますが、もしも麻痺がある(感覚が鈍い、動かしにくい)、握力や指の力が落ちている、しびれや痛みがどんどん強くなっている場合には整形外科、場合によっては神経内科の受診も必要になってきます。
最後に:長引く痛みでお悩みの方は、ぜひご相談ください!
この記事では、熊本で四十肩に悩む方へ、普段から四十肩のケアを行う筆者が、四十肩にまつわる腕や手のしびれについて解説しました!腕や手のしびれのことはスッキリしたけど、その他気になることがある、痛みが長く続いているなどお悩みの方は、ぜひ下記の四十肩・五十肩対応コースの詳細をご覧ください!
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