「YouTubeでストレッチ動画を見て試してみたけど、肩の痛みが全然良くならない…」実はそのセルフケア、逆に症状を長引かせているかも。四十肩も野球肩も、痛みが出たときの“やってはいけないケア”には共通点があります。今回は熊本で肩専門整体を行う筆者が、四十肩で絶対に避けたいNGセルフケア3つと、その代わりにやるべき対策をお伝えします!
1.NGセルフケア①:痛いのを我慢して動かし続ける
「動かさないと固まる、治らない!」と痛みを我慢しながら動かしていませんか?野球肩の場合、痛みを我慢して投げ続けることで状態が悪化して、復帰が遅れることがありますが、四十肩も同じです。特に四十肩の初期は炎症期といわれ、無理に動かすと炎症が悪化し、症状が長引く原因になります。
おすすめセルフケア:“固定ではない安静”
炎症期は痛みを我慢して動かしても何も良いことはありません。無理に肩を動かすのではなく、寝る時の枕、姿勢など肩に負担をかけ過ぎない配慮が大切です。ただ、過度な安静は固定となり、筋肉の緊張、血流の滞りを生み、症状を引き起こすことがあります。そんな時は筋肉を優しくゆるめていく、セルフマッサージがおすすめです!ぜひこちらの記事をご覧ください!
2.NGセルフケア②:自己流ストレッチを続ける
「四十肩、これだけ10秒で治る!」(さすがに無理。笑) YouTubeやSNSでそんなタイトルを探しては、ストレッチしていませんか?野球肩もそうですが、痛みが出る場所、タイミング、原因に応じて適切な対応が変わってきます。四十肩に関しても同じで、これだけやっておけばいいという魔法の杖のようなものはありません。
おすすめセルフケア:状態に適した運動をする
四十肩で腕が上がりづらいといっても、その原因は様々です。背中を動かした方がいい人もいれば、肩のインナーマッスルの運動を行った方がいい人もいます。運動の方法についてはこれらの記事を参考にしていただきたいですが、判断が難しい場合には、むやみに自己判断せず、専門家に相談することも大切です。
3.NGセルフケア③:湿布と痛み止めでごまかし続ける
「痛みが強くなる前に湿布貼っとこう」「痛み止め飲んで様子見よう」…湿布や痛み止め、いつの間にかそんな使い方になっていませんか?実は野球選手でも現場で見かけるのですが、野球肩、四十肩どちらにおいても良い使い方とは言えません。一時的に楽になるかもしれませんが、それを治っているように負担をかけ続けていると、症状の悪化、長期化につながってしまいます。
おすすめセルフケア:痛みの原因と向き合う
もちろん、痛み止めや湿布を使うこと自体が悪いのではありません。状況によっては早く使って、一時的にでも痛みを和らげる、痛みから解放される時間を作ることが重要なこともあります。それと並行してなぜ痛みが続いているのか、炎症を、負担を減らすにはどうすればいいのか、原因と向き合っていくことは必要です。ただ、一般の方がひとりで痛みの原因を探るのは正直厳しいです。こちらについても専門家に相談することが四十肩のお悩み解決の近道だと思います。
最後に:自分に必要なケアを知りたい方はプロに相談を!DOTSができること
今回の記事では、熊本で肩専門の整体を行う筆者が、四十肩の方に向けて、やってはいけないNGセルフケアを3つご紹介しました!早く良くなりたいと焦る気持ちもあると思いますが、やってはいけないことを理解して、今よりも症状を悪化させないという意識が四十肩を解決するにはすごく大切です。NGなことは分かったけど、自分に必要なケアの方法を知りたいという方は、ぜひご相談ください。あなたの肩の状態をしっかりと見極めた上で、肩の痛み、それに伴うお悩みに最適な方法をご提案させていただきます。
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