腰痛は“どんな痛み”かで原因も対策も違う!ゴルフと野球の腰痛の共通点

「ゴルフを楽しんでいると、ふとした動きで腰にズキッ…」、「帰ってから腰にズーンとする痛み」そんな経験はありませんか?腰痛の場合、一般の方、アスリートに関わらず、まず大切なのは「どんな痛みか?」を見極めること。痛みのタイプによって、必要な対応は全く変わります。この記事では、熊本で一般の方からプロアスリートの整体を行っている筆者が、腰痛を見極めるポイントをお伝えします!

1.野球とゴルフに多い腰痛、その理由は“回旋動作”にあり!

実は、プロ野球選手にゴルフが上手い人って結構多いんです。オフにはクラブを握ってラウンドを楽しむ…なんて話、聞いたことありませんか?「野球もゴルフもボールを打つスポーツだから」と思われるかもしれませんが、実はどちらも“体をひねる(回旋)”スポーツという点で共通しているんです。もちろん、野球の時のクセがゴルフスイングの邪魔をする…というのも、あるあるですが。笑 ここで伝えたいことは、両者は似たような負担が体にかかっているということです。もともと腰は回旋するための構造になっていないのですが、胸まわり(胸郭)や股関節が上手く使えていないと、腰に回旋の動きが集中してしまい、腰の痛みにつながります。つまり、野球でもゴルフでも、腰痛の原因になっている動きや負担のかかり方を見ていくと、とてもよく似ているんです。

2. 見極めるポイントは「どんな痛みか?」

ただし、ひと言で腰痛といっても、その痛みの出方や質によって対応は全く異なります。以下のポイントを確認することで、自分の腰痛がどういったタイプなのか、ある程度、見極めることができます。

3.急な激しい痛みがある場合

  • 突然の強い痛み(ギクッとくるタイプ)
  • 動けない、立ち上がれない
  • 安静にしていてもズキズキ痛む
  • 足にしびれや力が入りにくい感覚
  • 排尿・排便がしづらいなどの症状

→このような場合は、できるだけ早く医療機関へ受診が必要です。神経のトラブルや重度の組織の損傷が考えられ、無理にストレッチや整体で対応しようとすると悪化のリスクがあります。

4.動かすと痛い/違和感が続く場合

  • スイング動作など、特定の動きで痛い(反る・ひねる等)
  • 運動後や朝の起き上がりで腰がだるい
  • 普段はそこまで気にならないが、疲れが溜まりやすい
  • 飛距離が落ちた、スイングが安定しない気がする

→このような場合には、受診の緊急性は高くなく、状況に応じて、ストレッチ、体幹トレーニング、整体などを使い分けていくと良いでしょう。

たとえば――「胸郭が硬くて腰で過剰に回旋してしまっている」なら、胸郭のストレッチが優先。「体幹が弱くて腰が動き過ぎてしまっている」なら、体幹のトレーニングが必要。「自分のからだがどういう状態なのか分からない、整えるのが難しい」と感じる場合には整体を活用することが効果的です。

5.体からのサイン見逃していませんか?

「ちょっと腰が重たいけど、そのうち治るだろう」「終わった後は痛いけど、ゴルフしている間は気にならないから大丈夫…」そんなふうに、“いつも通り”を優先して、つい自分の体の声を後回しにしてしまっていませんか?でも実はその“いつも通り”が、知らないうちに体に負担をかけ続けているかもしれません。腰痛は、小さな負担の積み重ねで徐々に悪化していき、ある日突然、痛みが強くなるというケースが多いのです。

最後に:腰の痛みは早めの見極め、対応が大切!DOTSができること

今回の記事では、熊本で一般の方からプロアスリートの整体を行っている筆者が、腰痛を見極めるポイントをご紹介しました!「まだ我慢できるし…」「まあなんとかなるだろう」と思っていると、ゴルフだけでなく、仕事や日常生活まで支障を来してしまう…という方も少なくありません。早めに今の腰の状態を見極めて、適切な対応を図ることが腰痛解決の本質です。今回の記事を読んで、自分の腰の状態はどうなのか、必要な対応を知りたい、自分で見極めるのが難しいという方は、ぜひお気軽にDOTSにご相談ください!

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このブログを書いているのは…

熊本市南区良町で
からだの痛みと動きを良くする
整体・トレーニング指導を行っている
DOTSの松本あきらです!

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