頑張っても上手くならない理由はコレ!野球少年の夏のNG習慣3つ|DOTS熊本

「暑い中、こんなに頑張っているのになかなか上手くならない…」その原因、技術や努力不足ではないかもしれません。実は“生活習慣”がパフォーマンスに大きく関わっているケースが多いんです。今回は熊本で野球選手をはじめとしたプロアスリートに指導している筆者が、野球少年が特に夏休みにやりがちなNG生活習慣を3つご紹介します。「これ、自分、うちの子にも当てはまるかも…」と思った方は、ぜひ見直すきっかけにしていただけたらと思います!

1.野球少年の成長を妨げる!夏休みに多いNG生活習慣3選

NG生活習慣①:夜更かし

「夏休みで学校もないし、ちょっと夜更かししてもいいかな…」その油断が、実はケガや不調のもとになっているかもしれません。成長期の体にとって睡眠は、“筋肉や骨を修復するゴールデンタイム”。遅くまで起きてスマホやゲーム、テレビ…。睡眠の質と量が不足すると、次のような影響が出てきます。

・疲れが抜けにくくなる

・集中力が落ちる

・筋肉や関節の回復が遅れて、ケガしやすくなる

最適な睡眠時間は人それぞれだという考えもありますが、アスリートであれば、8時間以上は確保しておくべきでしょう。

実際に、中高生のアスリート272名を対象にした調査では、「睡眠時間が8時間未満の選手は、8時間以上の選手に比べてケガのリスクが1.7倍以上高い」という結果も。睡眠不足だと筋肉もつきにくいと報告されています。

NG生活習慣②:朝ごはん抜き

朝ごはんを食べないまま練習に行く。お菓子やカップ麺など、手軽なもので済ませてしまう。これもよくあるNG習慣です。特に夏場は、体がたくさんのエネルギーと水分・塩分を必要とします。食事も“トレーニングの一部”という意識がとても大切です。

・朝ごはん→脳と筋肉を起こすエネルギー源

・昼ごはん→練習中のスタミナ維持

・夜ごはん→体の回復・成長のための材料

ある研究では、毎日朝食を食べている小中学生は、「反復横とび」「シャトルラン」「50m走」「立ち幅跳び」などの運動能力が高いことが分かっています。特に持久力・敏捷性・筋パワーなど、野球に必要な体力要素で大きな差が出ています。

そして、これは単に「朝食を食べよう」という話だけではありません。特に本気で野球のパフォーマンスを上げたい、体を大きくしたいという選手にとっては、朝食を抜くなんてもってのほかです。むしろ、朝・昼・晩に加えて「間食」をうまく活用し、1日4〜5回に分けてしっかりエネルギーと栄養を補給することが理想です。おにぎり・バナナ・ゆで卵・牛乳・ヨーグルトなどの手軽な間食を取り入れるだけでも、体づくりの効率が大きく変わってきます。

NG生活習慣③:スマホ・ゲームのやりすぎ

夏休みで時間に余裕があると、ついついやってしまうのがスマホ・ゲーム。ただし、やりすぎには注意が必要です。

・長時間同じ姿勢で猫背になる

・目や脳が興奮して眠りにくくなる

・外遊びや運動の時間が減る

これらが積み重なると、姿勢の崩れや、集中力の低下、疲れやすさに直結します。

ある研究では、ゲーム時間が1時間未満の選手に比べて、・1〜2時間では1.4倍・3時間以上では4.24倍も肩や肘のケガのリスクが高くなるという結果も報告されています。

もちろん、息抜きや気分転換などメリットもあります。やりすぎないようにあらかじめ時間を決めておくと良いでしょう。

2.「見えない時間」の使い方が強さを決める!大谷選手の工夫とは?

今や世界中が注目するスーパースター、大谷翔平選手。その圧倒的なパフォーマンスの裏には、日々の生活習慣への細やかな配慮があります。いくつか過去報道されている部分をご紹介します。

睡眠:どんなに忙しい日でも、夜はスマホを控え23時までに就寝。遠征先には自分の枕を持参するなど、睡眠の「質とリズム」を重視。

食事:高校時代から食事管理に取り組み、プロ入り後は管理栄養士と相談しながら、1日5食以上・バランスの取れた食事を継続。

リカバリーとメンタル:練習の合間にはストレッチやアイシングを欠かさず、スマホやゲームは夜間に極力使わないことで脳の回復にも配慮。

技術や努力の前に「生活習慣」。本当に強い選手は、“グラウンド以外の、人に見えない時間”の過ごし方が違うんです。

3.野球の上達は“ここ”から変わる!生活習慣の見直しポイント

ここでは、すぐにできて効果も感じやすい、生活習慣の見直しポイントを紹介します!

夜9時以降はスマホ・タブレットは控えよう

画面の明るさ(ブルーライト)は脳を覚醒させてしまい、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなってしまうことがあります。しっかり寝ることは「回復」と「成長」に直結しています。夜9時以降はスマホやタブレットはできるだけ使わず、次の日に備えてリラックスする時間に切り替えましょう。

朝ごはんはしっかり食べよう

「時間がない」「食欲がない」なんて言って、朝ごはんを抜いていませんか?体は寝ている間にエネルギーを消費しています。朝に何も食べないと、午前中の集中力や動きのキレがガクッと落ちてしまうんです。朝ごはんをしっかり食べるためにも、逆算して早起きを心掛けましょう。

睡眠時間は8時間を目安に

「夜遅くまで宿題をしてた」「YouTubeを見てた…」その積み重ねが、疲れやすさやケガのリスクにつながることも。成長期の体は、寝ている間に大きく変化します。目安は8時間の睡眠!

ほんの少しの「見直し」が、夏以降のパフォーマンスに大きく差をつけます。まずはどれか一つだけでも、今から始めましょう!

最後に:生活習慣を整えて、一気に野球のパフォーマンスを上げる!DOTSができること

今回の記事では、熊本で野球選手をはじめとしたプロアスリートに指導している筆者が、野球少年が夏休みにやりがちなNG生活習慣を3つご紹介しました。

特に夏は、生活リズムが乱れがち。 せっかく練習を頑張っていても、パフォーマンスが落ちてしまう…という悩みも多く聞きます。

でも逆に言えば、生活習慣を整えることができれば、この夏に一気に差をつけることも可能。 大事なのは、「やる気」や「根性」ではなく、続けやすい仕組みを持つことです。

そこでDOTSでは、朝の時間を使ったオンライントレーニングを行っています。 生活リズムが整い、朝ごはんもしっかり食べるようになり、 無理なく自主トレが“習慣”になります。未来の甲子園球児、プロを目指す選手にこそ使ってほしいトレーニングです。

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このブログを書いているのは…

熊本市南区良町で
からだの痛みと動きを良くする
整体・トレーニング指導を行っている
DOTSの松本あきらです!

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