「肩が痛いのもあるけど、なんとなく体がだるいんですよね…」
これって四十肩・五十肩の場合だと珍しいことではありません。だるさを感じるのには原因がいくつかあります。この記事では熊本で四十肩の施術を行っている筆者が、四十肩でだるさを感じる原因と対策について解説します!
1.肩が痛いのと体がだるいのって関係あるの?
結論から言うとあります!「はいはい!それって体は繋がっているからとか、ストレスを感じるからでしょ?もう何千回、何万回と聞いてきたよ!」という声が聞こえてきそうですが。。。笑 それもあながち間違っているとは言えませんが、今回は肩の専門医がいる整形外科で理学療法士として、四十肩の患者さんのリハビリを数多く行ってきた筆者の経験から納得感のあるものに絞って原因を書いてみました。
2.四十肩で体のだるさを感じる原因3選
四十肩で体のだるさを感じるのは主に以下の3つが原因だと考えています!
①睡眠不足による影響
四十肩では特に炎症期といわれる初期段階で、夜に痛みが強くなる「夜間時痛」が頻繁に起こります。症状が強い場合、朝方までに3回以上、痛みで目が覚めるということも珍しくありません。痛みで十分に眠れない日々が続くことで、日中のだるさや眠気に繋がってきます。
②肩の炎症による影響
四十肩は正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節の周りの組織に炎症が起こっている状態をいいます。肩に限ったことではないのですが、この炎症が長く続くことは体に負担をかけ続けている状態であり、疲労が溜まっていきます。
③肩の動きが制限されている影響
肩が十分に動かないと、体は無意識のうちに肩甲骨や首、背中などの他の部位を過剰に使いながら、仕事や生活を送るようになります。それによって肩以外の部分の筋肉の疲労が少しずつ溜まっていくことで、体がだるい、重たいという感覚に繋がっていきます。
3.四十肩で体のだるさを感じた時の対策3選
それでは3つの原因に対してそれぞれ対策をご紹介していきます!ポイントはすべて完璧にやらないといけないのではなく、無理なく取り入れやすいものから行ってみることです!
①寝る時の環境を整える
夜間時痛が強い場合には、クッションやタオルを使って肩に痛みのない、力が抜ける姿勢を作ることが大切になります。また鎮痛薬を服用することを悩まれる方もいらっしゃいますが、痛みで目が覚めることによる睡眠不足を防げるのであれば、服用もアリだと思います!
②アイシングや入浴を活用する
初期段階の炎症が強い時期は安静にしていても痛みがあったり、場合によっては熱っぽい感じがあると思います。そういう場合には冷やすことで熱感が減り、痛みが和らぐことがあります。野球でピッチャーが投げた後によく肩や肘にアイシングをしていますが、同じように考えていただいて構いません!氷嚢などを使用し20分を目安に行ってみましょう。また、肩・首の凝りや体全体の疲れに対しては入浴が効果的です。入浴についてはぜひこちらの記事をご覧ください!!
③肩を無理のない範囲で動かしていく
肩がスムーズに動かないことで、肩以外の部分に過剰な負担がかかっているのであれば、肩の動きが改善されていくことが、結果的に体のだるさを解消することになります。ここで大切なのは、無理のない範囲で動かすということです。安静時の痛み、夜間時の痛みが強い状況ではまだ積極的に動かしていく時期ではないので、先程挙げた寝る時の環境、アイシングや入浴の活用を優先して行ってください。肩の可動域を取り戻していく方法については、それだけで1記事以上のボリュームになりますので、ぜひ続報をお待ちください!!
最後に:四十肩による体のだるさでお悩みの方は、ぜひご相談ください!
この記事では、熊本で四十肩の施術を行っている筆者が、四十肩でだるさを感じる原因と対策について解説しました!完璧にやろうとすると、それがストレスになることもあります。無理なくできることからやってみましょうね!四十肩による体のだるさでお悩みの方は、少しでもラクになれるように、あなたに合ったケアを一緒に探していきます。ぜひこちらからご相談ください。
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