「最近、肩というよりも腕が痛い…これも四十肩なのかな?」
四十肩と聞くと、「肩が痛くなるもの」と思いがちですが、実は腕にも痛みが出ることがあります。「腕が痛いのは別の病気なのでは?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか?この記事では、熊本で四十肩の施術を行っている筆者が、四十肩の痛みの出る場所について詳しく解説します!
1.四十肩ってどこが痛い?
結論からお伝えすると、四十肩では肩だけでなく腕が痛くなることも普通にあります!また同じ肩が痛いといっても前が痛いという人もいれば、後ろだったり、外側が痛いという人もいます。すごく大雑把な答えになってしまいますが、四十肩は『肩関節周囲炎』とも呼ばれ、肩関節の周りの組織に炎症が起こる症状です。そのため、痛む場所には個人差があるんです。
2.なんでいろんな場所が痛くなるの?
肩関節の周りの組織と言っても筋肉もあれば靭帯や皮膚、脂肪、血管など様々な組織があります。その中で「関節包」と言われる肩関節を取り囲んでいる袋のようなものがあります。この関節包は肩関節の前にも下にも後ろにも上にもあるわけですが、四十肩ではここにも炎症が起こると言われています。そのため、肩の前が痛い人、後ろが痛い人など分かれてくるのです。それなら腕の痛みも関節包のせいなのかというと、これについてははっきりとしたことは分かっていません。肩にある神経に刺激が加わっていることや、肩を動かす三角筋(もしくは三角筋下滑液包)の炎症が原因だとか様々な考えがあるようです。
3.四十肩ではないことも?
それなら肩、腕が痛いのはほぼ四十肩だと思ってよくない?と考えるのはNGです!そこは大雑把ではいけません。笑 四十肩ではない場合ももちろんあり得ます。(四十肩と他の病気と見極めるポイントについては以前、投稿しておりますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!)
以前の投稿から抜粋すると
1)夜間時痛がある(夜中に痛みで目が覚める)
2)肩が極端に動かしにくい
この2つが当てはまる場合には四十肩を疑ってよいと思います。これとは反対に、肩をどんな動かし方をしても痛くない、もしくは痛みが変わらない場合には、四十肩以外の病気を可能性も考えるべきです。例えば、首のヘルニアなどで、肩を支配する神経が刺激されて肩に痛みが出てくることもあります。そういった場合は肩を動かしても肩の痛みは変わらないけど、首を動かすと肩の痛みが強くなったりします。
最後に:長引く痛みでお悩みの方は、ぜひご相談ください!
この記事では、熊本で肩や腕の痛みに悩む方へ、普段から四十肩のケアを行う筆者が、四十肩の痛みの場所について解説しました!肩や腕の痛みについては分かったけど、その他気になることがある、痛みが長く続いているなどお悩みの方は、ぜひ下記の四十肩・五十肩対応コースの詳細をご覧ください!
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