「怪我をした記憶はないのに、急に腕が上がらなくなった…」それは四十肩かもしれません。四十肩(肩関節周囲炎)は肩の筋肉のバランスが崩れることでも起こります。この記事では、熊本で四十肩に悩む方へ、現役アスリートのケアやトレーニング指導を行っている筆者が、四十肩がなぜ起こるのかを解説します!
1.健康な肩ってどういう状態?
肩の関節は肩甲骨、上腕骨という2つの骨と、それらをつないでいる腱板と言われる筋肉で成り立っています。この腱板はインナーマッスルとも呼ばれ、体の表面にある筋肉はアウターマッスルと呼ばれます。インナーマッスルには関節を安定させる役割、アウターマッスルには関節を動かす役割があります。健康な肩の状態では、これらの筋肉がバランスよく働くことでスムーズに腕を動かすことができます。
2.四十肩とは?
四十肩には、「肩関節周囲炎」という正式名称があります。読んで字のごとく、肩関節の周囲の組織に炎症が生じている状態です。40〜50代を中心に起こってくるため、四十肩と言われ、教科書的には全人口の2〜3%の人がかかると報告されています。ただ、筆者が病院で働いていた頃を振り返ると、肩関節周囲炎と診断された30代半ばの方も結構いらっしゃいましたし、実際は2〜3%よりも多いという感覚を持っています。(筆者が勤務していた病院の医師の専門が肩関節であった影響はあると思いますが)
3.四十肩の原因は筋肉のアンバランス
健康な時は筋肉がバランスよく働いていますが、老化や体の使い方が悪いことで、筋肉や腱の柔軟性が失われ、スムーズな動きができなくなってきます。このように筋肉のバランスが崩れてしまうと、関節では摩擦や衝突のようなストレスが繰り返しおこるようになり、関節包や滑液包、腱板など、肩関節の周囲の組織に炎症が生じ、痛みを引き起こしてしまいます。老化は生きている以上、どうしようもない部分がありますが、日々の体の使い方を見直していくことは、いくつになってもできます!筆者の経験では四十肩を含めて、肩関節を痛める方々は体幹、からだの中心部分をあまり使わないために、肩に負担が集中する動きとなっている印象があります。ぜひご自身の生活を振り返ってみると心当たりがあるかもしれません!
最後に:熊本市で四十肩にお悩みの方は、ぜひご相談ください!
この記事では、熊本で四十肩に悩む方へ、現役アスリートのケアやトレーニング指導を行っている筆者が、四十肩がなぜ起こるのかを解説しました!肩の筋肉のバランスが崩れた状態が続き、痛みを我慢していると、腱板の断裂を引き起こしてしまう可能性もあります。熊本市で四十肩にお悩みの方は、ぜひ店舗公式LINEまでご相談ください!
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