「私の肩って、四十肩ですか?それとも腱が切れたりしてますか?」
肩の痛みや動かしづらさで来店される方から、よくいただくご質問です。
実際に、
・腕が上がらない
・服を着るのがつらい
・洗濯物を干せない
・夜に肩が痛くて目が覚める
といった症状は、四十肩・五十肩、もしくは腱板断裂でも起こることがあります。
そのため、ご本人ではもちろん、医療や整体に関わる人でも症状だけで判断することは簡単ではありません。
筆者は理学療法士として整形外科でのリハビリを経験し、現在は熊本市南区の肩専門整体DOTSで四十肩・五十肩や野球肩など、様々な肩のお悩みに対応しています。
この記事では、
・四十肩・五十肩と腱板断裂の違い
・その場でできる簡単なセルフチェック
・筆者が肩を評価する時に大切にしている視点
について分かりやすくお伝えします。
1.四十肩・五十肩と腱板断裂の違いとは?
四十肩・五十肩と腱板断裂は、どちらも肩の痛みや腕の上がりづらさが出るため、症状だけでは見分けが難しいことがあります。
実際に来店される方からも、
「これって四十肩ですか?」
「腱板断裂だったら手術しないといけませんか?」
といったご相談をいただくことがあります。
一般的に四十肩・五十肩は、肩関節の周りが硬くなり、動かせる範囲が狭くなっていく状態です。
そのため、
・腕を上げにくい
・背中に手を回しにくい
・服の脱ぎ着がつらい
といった症状がみられます。
一方、腱板断裂は肩を動かすための筋肉や腱が傷んだり切れたりすることで起こります。
そのため、
・腕を上げようとすると力が入りにくい
・腕を持ち上げる動作が難しい
・肩に力が入らない感じがする
といった症状がみられることがあります。
ただ実際には、
・四十肩・五十肩でも強い痛みで腕が上がらない
・腱板断裂でもある程度腕が上がる
こともあるため、症状だけで判断することは簡単ではありません。
さらに、四十肩・五十肩と腱板断裂が同時に起きているケースもあります。
そのため、
「腕が上がらないから腱板断裂」
「年齢的に四十肩・五十肩だろう」
と決めつけることはできません。
確定診断には整形外科でのMRIやエコーなどの画像検査が必要になります。
2.四十肩・五十肩と腱板断裂の違いは?簡単セルフチェック
肩が上がらない時、
「肩が硬くて上がらない」のか、
「力が入らなくて上がらない」
のかを確認する方法があります。
理学療法士である筆者も、肩を評価する際に参考にしている考え方です。
手順① 痛い側の腕を自分で上げる
まずは何もせずに、 痛い側の腕を上げてみましょう。
手順② 反対の手で補助しながら上げる
次に、反対の手で手首や肘を支えながら、 ゆっくり腕を上げてみてください。
補助すると上がる場合
もし反対の手で支えることで腕が上がるなら、肩そのものは動くけれど、自分の力だけでは上げにくい状態かもしれません。
このような特徴は、 腱板断裂などでみられることがあります。
補助しても上がらない場合
反対の手で支えても腕が上がりにくい場合は、肩関節や周囲の組織が硬くなり、動く範囲そのものが制限されている状態かもしれません。
四十肩・五十肩では、このような特徴がみられることがあります。
このセルフチェックは、肩が硬いのか?それとも、力が入りにくいのかを大まかに確認するためのものです。
実際には、
・四十肩でも力が入りにくい
・腱板断裂でもある程度腕が上がる
・四十肩と腱板断裂が同時に起きている
こともあります。
そのため、このチェックだけで診断することはできません。
正確に判断するためには、整形外科での診察や画像検査が必要になります。
3.四十肩・五十肩や腱板断裂で本当に確認すべきこと
ここまで読んで、
「結局、自分は四十肩・五十肩なのか腱板断裂なのか」
と思われた方もいるかもしれません。
もちろん診断名を知ることは大切です。
ただ筆者は、理学療法士として整形外科で勤務していた頃から現在まで、多くの肩のリハビリや施術に携わってきました。
また現在は、プロ野球選手の肩のサポートにも関わっています。
その中で感じるのは、画像検査の結果と、実際の肩の状態は必ずしも一致しないということです。
実際に、MRIで腱板断裂が見つかっても腕が上がる方もいれば、腱板断裂がなくても痛みや動かしづらさで困っている方もいます。
また腱板断裂については、断裂の大きさと痛みの強さが必ずしも一致しないことも報告されています。
つまり、画像だけでは、その方がどれくらい困っているのかまでは分からないということです。
だからこそ筆者は、
「四十肩・五十肩なのか」
「腱板断裂なのか」
だけではなく、
・どの動きで困っているのか
・なぜその動きで痛みが出るのか
・どこに負担がかかっているのか
を確認するようにしています。
野球選手の肩でも、一般の方の四十肩・五十肩や腱板断裂でも考え方は同じです。
大切なのは診断名だけで決めつけず、相手の話を聞き、実際に見て、触ったり、動かしたりしながら今の肩がどのような状態なのかを整理すること。
筆者はそれが改善への第一歩だと考えています。
最後に: 熊本で四十肩・五十肩や腱板断裂による肩の痛みでお悩みの方へ│肩専門整体DOTSへご相談を!
この記事では、熊本市南区の肩専門整体DOTSでプロ野球選手から一般の方まで幅広い肩のお悩みに対応している立場から、
・四十肩・五十肩と腱板断裂の違い
・ご自身でできる簡単なセルフチェック
・筆者が肩を評価する際に大切にしている考え方
についてお伝えしました。
肩が痛いと、
「四十肩・五十肩なのか?」
「腱板断裂なのか?」
が気になると思います。
もちろん診断名は大切です。
しかし本当に大切なのは、今の肩で何に困っているのかなぜ肩に負担がかかっているのかを整理することだと筆者は考えています。
もし今、
「病院では説明を受けたけど、どうすれば良くなるのか分からない」
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