肩が痛いのに「固まるのが怖いから」とストレッチをしていませんか?実は、四十肩や野球肩の痛みが強い時期に無理なストレッチを行うと、かえって症状が悪化することも。熊本で肩の痛み専門の整体を行っている筆者が、痛いときに避けるべき動きと、正しいストレッチの考え方をわかりやすく解説します。
1.ストレッチが“かえって痛みを悪化させる”ことも
冒頭で少し触れた佐々木朗希投手。2025年5月に肩の「インピンジメント症候群」で試合を欠場しました。彼のようなトップアスリートでも、肩の使い方ひとつで不調をきたすことがあります。ただ、これって、肩の構造自体は誰でも同じなので、実は一般の私たちにも全然当てはまる話なんです。肩の関節は、複雑な構造をしていて、筋肉や腱、骨がとても近い距離で動いています。このため、合わない動かし方をしてしまうと、中でこすれたり挟まったりしてしまうことがあるんです。これが「インピンジメント(挟み込み)」と呼ばれる状態。分かりやすく言えば、ちょっと傾いたドアを無理やり閉めようとしたときに、「ギギギ…」ときしむような感じ(分かりやすいのかな?笑)。そんな状態で無理にストレッチをしてしまうと、肩の中で炎症が起きてしまい、回復どころか、痛みが長引くこともあります。
2.痛みが強い時期は「がんばらない」ことも大事
炎症期と言われる肩の痛みが強い時期は、「動かさないと固まっちゃう」と不安になりがちですが、じつは“今は休ませる時期”ととらえることも大切です。たとえばこんな行動は、肩にとっては意外と負担になりますので、気をつけましょう!
・手を無理に上に、遠くに伸ばす
・髪を結ぶ動作や背中に手を回す
・夜寝る時に痛い方の肩を下に敷き込んで寝てしまう
こうした日常の何気なく行っていることを少し見直すだけでも、肩の中の炎症を抑えて、自然な回復をサポートできます。
3. 回復期には「正しい動かし方」を
夜寝る時の痛みや鋭い痛みが落ち着き始めたら、少しずつ動きを取り戻す時期に入っていきます。ただしここでも、やみくもな自己流ストレッチはNGです。
・肩の負担が少ないポジションからゆっくり呼吸を止めない
・“痛気持ちいい”くらいの感覚を目安
このように“肢位”や“刺激量”を丁寧にコントロールしながら行うことが重要です。この段階で痛みを我慢して無理なストレッチを行ってしまうと、インピンジメントのような引っかかりが起こり、症状が元に戻ってしまう可能性もあります。どんなストレッチから始めればよいのか、分からない方はぜひこちらをご覧ください!
最後に:肩の痛みは、“今、何をすべきか”の見極めが大切!DOTSができること
今回の記事では、四十肩でお悩みの方へ向けて、ストレッチが症状を悪化させてしまうと状態と正しいストレッチの考え方について解説しました!「痛いなら動かそう」「固まらないようにストレッチしなきゃ」という思い込みが、実は痛みを長引かせているかもしれません。四十肩の場合、状態を見極めて、肢位・刺激量・タイミングを正しく選ぶことが不可欠です。今の自分に最適な施術を受けたいという方は、今すぐLINEで気軽にご相談ください!あなたの肩の状態を見極めて、肩の専門家が適切に対応させていただきます。
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