「肩の痛みで整体に行ったのに、余計に痛くなった…」そんな経験はありませんか?実は四十肩や野球肩は、炎症のある時期にマッサージを受けると症状が悪化することも。熊本で整体をお探しの方へ、四十肩・野球肩に共通するマッサージの注意点と、悪化を防ぐ正しいケアのポイントを熊本の肩の専門家が詳しく解説します。
1.野球肩と共通する“炎症期”
野球肩は、投げすぎや投げる際のフォームの崩れなどが原因で、肩の筋肉や関節に炎症が起きている状態です。この「炎症期」と言われる時期に、肩の筋肉に対して強くマッサージしたり、関節を無理に動かしたりすると、傷んだ組織にかえって負担がかかり、痛みが強くなってしまうことがあります。実はこれって野球肩だけでなく、四十肩にも当てはまるんです。
2.四十肩も“炎症期”はマッサージで悪化することがある
四十肩の初期、炎症期には、肩を動かした時の痛みだけではなく、じっとしている時、夜寝る時にも強い痛みを感じることが少なくありません。この時期は、からだが肩の関節を守るために周りの筋肉が緊張し、力んだ状態(攣縮:けいしゅく)になり、関節の動く範囲が制限されます。また、炎症が落ち着いてきたあとも、姿勢の崩れや肩の関節の不安定さをカバーしようとして、無意識に筋肉が緊張していることもあります。これらをからだが肩を守るために必要なメッセージと受け止めずに、「硬いから、とにかく緩めればいい」とマッサージをしてしまうことで、さらに緊張、制限を強めてしまうことも十分に起こり得ます。これもいわゆる「揉み返し」 の原因のひとつだと思います。
3.「いつ・どこを・どのくらい」緩めるかがポイント
マッサージを行う際には、「硬いから、とにかく緩めればいい」というのではなく
・今、炎症があるタイミングなのか?
・この筋肉の緊張は、身体を守るために起きているものなのか?
・肩以外にも原因があるのではないか?
といったことを踏まえて、「いつ・どこを・どのくらい」ケアするかを考えることが大切です。夜何度も痛みで目が覚めるような炎症期は避けて、必要な場所に、適切な刺激でケアを行うことで、悪化させることのない、効果的なマッサージになります。マッサージそのものが良い悪いのではなく、受ける側、提供する側の認識がとても重要です。炎症が落ち着いてきたら、こちらの記事でご紹介しているマッサージは効果的ですので、ぜひ参考にしてください!
最後に:肩の痛みは“正しく見極めて”ケアを!DOTSができること
今回の記事では、今回の記事では、四十肩でお悩みの方に向けて、四十肩と野球肩に共通する、マッサージで悪化してしまう理由と注意点についてお伝えいたしました!四十肩や野球肩で悩んでいる方は、「とりあえず硬いところ、痛いところを緩める」ではなく、「体の状態を見て、必要なケアを受ける、自分で行えるようになる」という視点を大切にしてください。この記事を読んで「私もかも…」と思った方は、今すぐLINEで気軽にご相談ください!あなたの肩の状態をしっかり確認して、肩の専門家の筆者が必要なケアをご提案します。
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